いや、わかる、それ俺も困ったからめちゃ作るの苦労したし。

BATON を作った者が答えます。

作った経緯は、開発秘話に書きました。

BATON は、パソコンに残った資料から、仕事の全体像を整理する道具です。このページでは、BATON についてよく言われる悪口 20 本に、1 本ずつ答えます。

「ChatGPT でよくね?」

質問:BATON と ChatGPT は、何が違いますか。

ChatGPT でも、資料の整理はできます。資料を読ませる指示・送る範囲・抜けや誤りの確かめ方まで、ご自身で用意できるなら、それも 1 つの方法です。BATON は、その一式を毎回組み立てずに使うための道具です。

詳しくは:自分の AI(ChatGPT など)に読ませれば、同じ事ができませんか。

この話の背景:開発秘話「AIエージェントで引き継ぎ書を作り確認しない辞める人」

「結局、AI に投げているだけでしょ?」

質問:BATON は、AI に資料を渡しているだけですか。

BATON は、AI を使っています。ただ、「この資料をまとめて」と AI に渡した後にも、仕事が残ります。何が読めたかを控えます。資料同士をつなぎます。元の資料を確かめられる形にします。BATON は、そこまでを 1 つの道具にしています。

詳しくは:自分の AI(ChatGPT など)に読ませれば、同じ事ができませんか。

この話の背景:開発秘話「めちゃ大変だった、資料まとめ。そもそも引き継ぎ資料ってなんだろう。」

「要するに、高いプロンプト集?」

質問:BATON は、プロンプト(指示文)を売る商品ですか。

BATON は、指示文を渡して終わる商品ではありません。指示文も、仕組みの一部です。ただ、レシピを買う事と、料理が出てくる事は違います。

この話の背景:開発秘話「めちゃ大変だった、資料まとめ。そもそも引き継ぎ資料ってなんだろう。」

「俺の AI の方が、俺のこと知ってるけど?」

質問:自分の事をよく知っている AI が在っても、BATON は要りますか。

例えば、「自分はあまり外食しない」と思っていても、レシートを並べてみたら、意外と外食していた。そんなことがあります。

仕事でも同じです。「自分は営業をしている」と説明していても、資料を並べると、納品の調整や問い合わせ対応など、説明に入れていなかった仕事が見えてくることがあります。

BATONは、そのレシートを並べる役です。本人に仕事を一から説明してもらわず、残っている資料から全体像を整理します。

もちろん、レシートに残らない支出があるように、資料に残らない仕事もあります。出てきたものを見ながら、「これは合っている」「これもやっている」と、ご自身で確かめていただけます。

この話の背景:開発秘話「大体自分の見ている世界は他の人と違う。」

「じゃあ、新しいチャットでやれば中立じゃん。」

質問:新しいチャットで AI に整理させれば、BATON と同じになりますか。

新しいチャットを使うと、過去の会話の影響は避けられます。ただ、新しいチャットを開くだけでは、資料の読み方や確かめる手順までは揃いません。BATON が用意しているのは、整理の手順と、受け取る形です。

この話の背景:開発秘話「めちゃくちゃ俺に依存する。」

「中立って言うけど、作った人の考えは入るよね?」

質問:BATON の整理に、作った側の考えは入りますか。

BATON の整理にも、作った側の考えは入ります。完全に無色の AI、という意味ではありません。BATON は、本人の「自分はこういう仕事をしている」という説明を必須にしません。資料を起点に整理します。ご自身の認識と見比べるための、もう 1 つの見方になります。

この話の背景:開発秘話「バイアスとかいうな。それはどっちかというとPrejudgeだ。」

「自分の仕事くらい、自分で分かってるよ。」

質問:自分の仕事を分かっている人にも、BATON は役に立ちますか。

自分の仕事を分かっている方でも、全部を並べると、普段は仕事として数えていなかった調整や確認が見えてくる事があります。冷蔵庫の中身を知っていても、一度全部出すと「これも在ったか」となるのと同じです。

この話の背景:開発秘話「棚卸ししたらめちゃくちゃなことがわかった。」

「棚卸しして、それで何になるの?」

質問:仕事の棚卸しをすると、何に使えますか。

仕事の全体が見えると、「これは自分が続ける」「これは相談する」「これは手順を残す」を考えやすくなります。例えば、人に仕事を渡したくても、何を渡せるかを整理できていない事があります。整理した後の判断は、ご自身でします。

この話の背景:開発秘話「棚卸ししたらめちゃくちゃなことがわかった。」

「辞める予定なんてないけど。」

質問:辞める予定が無くても、BATON は使えますか。

BATON は、辞める予定が無くても使えます。今の仕事を把握したい時、人に説明したい時、分担を考えたい時に使えます。引き継ぐ相手がまだ居なくても、ご自身が最初の読み手になれます。

この話の背景:開発秘話「棚卸ししたらめちゃくちゃなことがわかった。」

「ファイル名を並べた目録と何が違うの?」

質問:BATON の整理は、ファイルの目録と何が違いますか。

目録は、「何の資料が在るか」を示します。BATON が整理するのは、その資料から見える仕事の全体像です。資料がどんな仕事につながっているかを、見られる形にします。ただし、資料から分からないつながりまでは、確定できません。

この話の背景:開発秘話「めちゃ大変だった、資料まとめ。そもそも引き継ぎ資料ってなんだろう。」

「AI って、平気で嘘つくじゃん。」

質問:BATON の整理に、AI の誤りは混ざりますか。

AI の誤りは、混ざる事が在ります。文章が自然だから正しい、とは扱えません。だから、BATON は、元の資料をたどって確かめられる形にしています。「AI の誤りが 0 になる道具」としては、使わないでください。

詳しくは:AI は、間違った事を書きませんか。

この話の背景:開発秘話「読めないファイル問題」

「出典が付いていたって、間違っていることはあるでしょ?」

質問:出典が付いていれば、整理の内容は正しいですか。

出典が付いていても、間違いは在り得ます。参考文献が付いている文章でも、読み違いは起きます。出典が在る意味は、「必ず正しい」ではありません。「どこを見てそう整理したのかを、確かめに行ける」という事です。

詳しくは:AI は、間違った事を書きませんか。

この話の背景:開発秘話「読めないファイル問題」

「資料が抜けていたら、変な結論になるんじゃない?」

質問:渡した資料に抜けが在ると、BATON の整理はどうなりますか。

資料に抜けが在ると、整理も偏る事が在ります。家計簿にカード払いが入っていなければ、家計の全体は見えません。それと同じで、BATON が扱えるのは、渡された資料の範囲です。結果を見て、不足に気づける事は在ります。ただ、在る事を知らない資料までは、見つけられません。

この話の背景:開発秘話「読めないファイル問題」

「ファイルが多い仕事を『大事な仕事』と勘違いしない?」

質問:資料の数が多い仕事ほど、重要な仕事ですか。

資料の数と、仕事の重さは、分けて見る必要が在ります。メールが 100 通在る調整と、資料が 1 枚しか無い重要な判断は、数だけでは重さを比べられません。残った記録の量を、そのまま労働時間や重要度だと思わない事が大切です。

この話の背景:開発秘話「めちゃ大変だった、資料まとめ。そもそも引き継ぎ資料ってなんだろう。」

「本人に聞いた方が早くない?」

質問:本人に聞ける時も、BATON を使う意味は在りますか。

本人に聞けるなら、聞く価値は大きいです。ただ、「仕事を全部説明して」から始めると、答える側も大変です。BATON で先に資料から全体像を出して、それを見ながら補足してもらう使い方ができます。本人が居ない時も、分かる範囲から始められます。

この話の背景:開発秘話「散らかったデスクトップっていう偏見」

「会社の資料を AI に送るなんて、怖いんだけど。」

質問:BATON は、会社の資料を外部の AI に送りますか。

読み取りと確認の段階では、ファイルの本文を外部に送りません。整理を始めた後に、整理に使う本文の抜粋を、外部の AI に送ります。送る資料を絞る仕組みは在りますが、自動の判定がすべてを見抜くとは言えません。何を扱って良いかは、会社の側の判断も必要です。使う前に、確かめてください。

詳しくは:会社のデータを AI に送って、問題はありませんか。

この話の背景:開発秘話「AIガバナンスってなんだ?一体。」

「個人版を買えば、会社に黙って使っていいの?」

質問:BATON Personal は、会社に知らせずに、会社の資料に使えますか。

個人で払う事と、会社の資料を使って良い事は、別です。会社の資料を含む時は、会社の承認が必要です。ご自身が作った資料でも、会社の情報が入っている事が在ります。買う人と、利用を許可する人が違う時は、先に確かめてください。

詳しくは:会社のパソコンのデータに、使って良いですか。

この話の背景:開発秘話「会社あるある、なんか報告書作れってw」

「一回の整理に、この値段は高くない?」

質問:BATON の 1 回の整理の値段は、高いですか。

数枚の資料をまとめるだけなら、高く感じると思います。BATON は、資料を開き、仕事を把握し、ほかの人にも渡せる形にします。その手間にいくら払うかで、判断してください。AI の利用料の安さだけでは、作業全体の値段は決まりません。

この話の背景:開発秘話「USB必要かな?」

「『AI に渡せる』って、渡したら仕事を全部やってくれるの?」

質問:BATON のデータを AI に渡すと、AI が仕事を代わりにしますか。

BATON のデータを渡すだけで、AI が仕事を全部する訳ではありません。新しい担当者に引き継ぎ資料を渡しても、権限や道具が無ければ、仕事はできません。AI も同じです。BATON のデータは、AI に仕事を理解させたり、何を任せるかを考えたりするための土台になります。

この話の背景:開発秘話「AIエージェントとBATON」

「便利そうな説明は分かった。で、本当に役に立ったの?」

質問:BATON は、実際に役に立っていますか。

役に立った、という声が届いています。

「自分がやっている事が整理されるだけで、すごいと思いました。」

「人間の引き継ぎより、ずっと良いです。辞めた人に聞くのも面倒です。」

「辞める事に怖さと辛さがありました。このツールで、少し肩の荷が下りました。」

(使った人の声)

一方で、受け取った後に仕事がどう変わったかは、これから確かめていく所です。「便利なはず」では埋めません。

この話の背景:開発秘話「次は、作った俺には見えていなかった問題」

運営:株式会社andq / 更新日:2026-10-09