退職者の PC から業務内容を把握する方法は?
PC に残った書類が、仕事の手がかりです。先にその PC と共有フォルダを確保します。書類から仕事の形を作り、後任に渡します。
残ったファイルから何が作れたかの一例は、/facts の「BATON の実測:1,153 ファイルを 11 秒で読み、約 20 分で引き継ぎ項目 14 に」 を見てください。どこまでをやらないかは、/facts の「BATON がしないこと」 を見てください。
今日やる順番:
- アカウントを止める前に、PC・共有フォルダ・メール・クラウド(Google Drive/OneDrive)・紙が、まだ開けるか確かめる。
- 止める前に、その場所の書類を残す。消したり、入れなくしたりしない。
- 残った書類は読み取るだけです。変更も削除もしません。
- 残った書類から、仕事の形を作ります。
- できたものを後任に渡します。
例(架空の会社の見本):見本に出てくるのは、直近30日の現在地、直近90日の流れ、全体の規則、記録と仕事のつながり、AIへ任せる候補 です。
例(聞けないまま残る物):/facts の「現場で起きていること(聞き取り)」 の文です。
- 辞めた営業の顧客は、B2B は最低限引き継がれるが、B2C はほぼ引き継がれず客ごと消える(製造業・管理部の聞き取り)
- メールは PC の中にしかなく、辞めた翌日から誰も読めない
- 引き継ぎ書はあっても、書いた本人にしか読めない
- 後任は「前任に聞く」ができない。辞めた人は電話に出ない
聞けないことは、聞けないまま残します。
例(PC で見る場所):デスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、共有フォルダ、メールです。パスワード・私用フォルダ・私物には触れません(本人確認・人事・給与・口座の語が入ったファイル名は中身を読みません)。
| 型 | 前提 |
|---|---|
| 在籍中に本人が書く | 本人が在籍していて、書くか、チャットに答えられる |
| 本人に会って聞く | 本人に会える |
| 情シスに限る | IT・情シスの引き継ぎに限る |
| 退職代行 | 引き継ぎは行わない |
| 残った書類から作る | 本人がいなくても、残った書類がある |
上の五つの型のうち、在籍中に本人が書く型は、PC の中をあとから見る手順ではありません。本人に会って聞く型は、本人がいないと進みません。退職代行は引き継ぎを行いません。情シスに限る型は、IT の環境に限られます。残った書類から作る型は、PC や共有フォルダに書類が残っていれば進めます。
向かない場合:会社がその PC を開けないとき。書類のフォルダが無く、メールしか残っていないとき。書類が一台にまとまっていない大きな組織。この三つでは、PC の書類から仕事の形は作れません。
確認。
出典:数字と出典の行は、このページが指した /facts のカードにある。
本人がいなくても、書類だけでいい。90,000 円(税別)・1 名 1 回・月額なし。読めなかったファイルは名前で残す。
1. PC から仕事を把握するとき、先にすることは何ですか。 — その PC と共有フォルダを確保します。そのあと、残った書類から仕事の形を作ります。
2. 読む範囲はどこに書いてありますか。 — /facts の「BATON がしないこと」 に書いてあります。